はくしじゃっこう【薄志弱行】
意志が弱く、決断力に欠けること。▽「薄志」は意志が薄弱である意。「弱行」は決断力や実行力の乏しいこと。
はくしゃせいしょう【白砂青松】
海岸の美しい景観の形容。白い砂浜と青々とした松林の続く海岸線の意から。▽「砂」は「沙」とも書き、また、「さ」とも読む。
はくしゅかっさい【拍手喝采】
手をたたきながら、大声でほめたたえること。▽「喝采」は、どっとほめはやすこと。
はくしゅきゅうけい【白首窮経】
年を取るまで学問に励むこと。白髪頭になるまで経書を研究する意から。▽「白首」は白髪頭。転じて、老人。「窮経」は儒教の経書(基本的古典)を究めること。
はくじつしょうてん【白日昇天】
昼間に天に昇る意。転じて、仙人になること。また、急に富貴になる、急に出世すること。▽「白日」は昼間。また、輝く太陽。
はくすいしんじん【白水真人】
中国の貨幣、銭の異称。また、後漢ごかん王朝が興るという予言となった語。
はくちゅうしゅくき【伯仲叔季】
兄弟の順序の呼び名。年長の順に伯、仲、叔と呼び、末弟を季という。
はくとせきう【白兎赤烏】
月と太陽の意から、時間のこと。また、歳月のこと。
はくはつどうがん【白髪童顔】
老人が若々しいさま。
はくぶつさいこ【薄物細故】
ささいな、取るに足りない物事。無価値なもの、役に立たないもののたとえ。▽「薄物」「細故」はともに、取るに足りないささいな物事の意。「故」は事ことの意。