ぐふとくく【求不得苦】
求めているものが得られない苦しみ。不老不死を求めても得られない苦しみのこと。また、物質的な欲望が満たされない苦しみのこと。
どくりつふとう【独立不撓】
他人に頼らず、自力で行動し、困難にあってもくじけないこと。
ばんぷふとう【万夫不当】
多くの人が立ち向かってもかなわないほどの剛強な人の形容。▽「万夫」は多くの人、無数の人。「当」はあたる、敵対する意。「不当」は相手にならない、かなわないこと。「万夫ばんぷ当あたらず」と訓読する。李白りはくの「蜀道難しょくどうなん」に「一夫関に当れば、万夫開く莫なし」とあるのは有名。
ひゃくせつふとう【百折不撓】
何度失敗して挫折ざせつ感を味わっても、くじけずに立ち上がること。どんな困難にも臆おくせず、初めの意志を貫くこと。
びだいふとう【尾大不掉】
上に立つ者の力が弱く、下にいる者の力が強すぎて制御不能になること。下の者を自由に操れないこと。
ふくつふとう【不屈不撓】
⇒ ふとうふくつ(不撓不屈)
ふとうふくつ【不撓不屈】
強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。▽「撓」はたわむ意。転じて、屈すること。「不屈不撓ふくつふとう」ともいう。
ふとくようりょう【不得要領】
話の要点がはっきりせず、何を言いたいのかよくわからないこと。
ふへんふとう【不偏不党】
いずれの主義や党派にも加わらないこと。偏ることなく、公正・中立な立場をとること。▽「偏」はかたよる意。「不偏」は偏らないこと。公正であること。「不党」は仲間や党派に加わらないこと。