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不立文字 とは？ 意味・読み方・使い方

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不立文字の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

ふりゅう-もんじ【不立文字】

悟りは文字や言葉によることなく、修行を積んで、心から心へ伝えるものだということ。悟りは言葉で表せるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけないということ。▽禅宗の基本的立場を示した語。「文字もんじを立たてず」と訓読する。
用例
加えていえば、そんな生活にあけくれつつも、己れは不立文字の禅境を説くに、いくたの文をなした。<水上勉・一休>
類語
以心伝心 教外別伝 拈華微笑 維摩一黙

不立文字の解説 - 学研 四字熟語辞典

ふりゅうもんじ【不立文字】

禅宗で、悟りの境地は、ことばで教えられるものではなく、心から心へと伝わるものであるということ。ことばにとらわれてはいけないという戒め。
注記
「立」は、成り立つ･成り立たせる。「文字もんじを立たてず」と読み下す。「不立」を「ふりつ」、「文字」を「もじ」と読み誤らない。
類語
以心伝心 教外別伝 拈華微笑 維摩一黙

不立文字の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

ふりつ‐もんじ【不立文字】

⇒ふりゅうもんじ（不立文字）

ふりゅう‐もんじ〔フリフ‐〕【不立文字】

禅宗の根本的立場を示す語。悟りの内容は文字や言説で伝えられるものではないということ。仏の教えは師の心から弟子の心へ直接伝えられるものであるという以心伝心の境地を表したもの。ふりつもんじ。

不立文字 のキーワード

出典：学研 四字熟語辞典

［気持ちが通じ合う］の四字熟語

［悟り］の四字熟語

不立文字 の例文(1)

出典：青空文庫

  • ･･･もあり、禅宗のように不立文字を標榜して教学を撥無するものもあれば、念･･･ 倉田百三「学生と先哲」

不立文字 の前後の言葉

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