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鞭声粛粛の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

相手に気づかれないように、静かに馬に鞭むち打つさま。▽頼山陽らいさんよう詩句「鞭声粛粛夜よるかわを渡わたる」とあるのが有名。これは川中島の戦いで上杉謙信うえすぎけんしんが武田信玄たけだしんげんの機先を制すべく、夜に妻女山さいじょざんを下って、敵に気づかれないように馬にあてる鞭の音も静かに、千曲川ちくまがわを渡ったことを詠んだもの。
出典
頼山陽らいさんよう「不識庵ふしきあん機山きざんを撃つ図に題だいす」(詩)
用例
いかがわしい女に壮士の装をさせて鞭声粛々を吟じさせたりして、どこも、この興行は中あたっていた。<吉川英治・松のや露八>

鞭声粛粛の解説 - 学研 四字熟語辞典

周囲に気づかれないように、静かに馬を鞭打つさま。
注記
「鞭声」は、鞭打つ音。「粛粛」は、静かでひっそりとしたさま。川中島の戦いで、上杉謙信が武田信玄の機先を制すべく、夜、馬に鞭打つ音も静かに千曲川を渡ったときの情景を詠んだ詩句「鞭声粛粛夜よるかわを渡わたる」から。
出典
頼山陽らいさんよう「不識庵ふしきあん機山きざんを撃つの図に題す」

[静寂]の四字熟語

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