えっそのつみ【越俎之罪】
自分の職務の分ぶんをわきまえずにでしゃばって、他人の権限を侵す罪。出過ぎること。
きっちゅうのたのしみ【橘中之楽】
囲碁や将棋をする楽しみのこと。
きょくこうのたのしみ【曲肱之楽】
清貧に甘んじて学問に励み、正しい道を行う楽しみ。また、貧しさの中にある楽しみ。
くづめらくがみ【苦爪楽髪】
⇒ くがみらくづめ(苦髪楽爪)
そうかくのよしみ【総角之好】
幼なじみとの付き合いのこと。小さい子どもの時分からの長く親しい交際。
とたんのくるしみ【塗炭之苦】
耐えがたい苦痛。またきわめて厳しく、苦しい境遇にあるたとえ。
とみこうみ【左見右見】
左から見たり右から見たりすること。また左を見たり右を見たりして周囲に気を配るさま。決断できずに落ち着かないさま。
ばんじょうのきみ【万乗之君】
兵車一万台を出せる君主の意から、大国の君主、大諸侯。特に天子をいう。
むこくのたみ【無告之民】
救いを求めて訴えることができない人々のこと。また、頼る者のない天涯孤独な人。貧者、老人、身寄りのない子、夫を亡くした女性などの弱者。
むこのたみ【無辜之民】
何の罪もないのに被害を受けた人々のこと。