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克己復礼の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

私情や私欲に打ち勝って、社会規範礼儀にかなった行いをすること。▽「克」は勝つ意。また、抑える、約す意。「克己」は自分欲望や私情に勝つこと。また、わが身を慎むこと。「復」は返る意。「復礼」は礼の道に立ち返る、従うこと。「己おのれに克ちて礼れいに復ふくす」と訓読する。もと、孔子が重んじた「仁」について、弟子の顔淵がんえんに答えた語。
出典
『論語ろんご』顔淵がんえん
用例
克己復礼の四字を示して、その字義を知らしむるも、固もとよりいまだ道を伝えたりというべからず。<福沢諭吉・文明論之概略>

克己復礼の解説 - 学研 四字熟語辞典

自分欲望にうちかち、社会規律規範にかなった言動をすること。
注記
「克己」は、おのれにかつこと、自分の欲望にうちかつこと。「礼」は、社会秩序を維持するための制度やおきて。「復礼」は、礼により従うこと。「己おのれに克ちて礼れいに復ふくす(復かえる)」と読み下す。孔子こうしが弟子の顔淵がんえん(顔回がんかい)に「仁じんとはどういうことか」と問われたときに、答えたことば。
出典
『論語ろんご』顔淵がんえん

克己復礼の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「論語顔淵から》自制して礼儀を守るようにすること。

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