がいじゅうないごう【外柔内剛】
外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていること。外見は弱々しく見えるが、案外気の強いことにもいう。▽「柔」は穏やかなこと。おとなしいこと。「剛」は意志などが強いこと。「内剛外柔ないごうがいじゅう」ともいう。
しだいしごう【至大至剛】
このうえなく大きく、このうえなく強いさま。▽「至」はこのうえなく、非常にの意。もと、孟子もうしが「浩然之気こうぜんのき」を評した語。浩然之気こうぜんのき
じゅうのうせいごう【柔能制剛】
弱いと思われた者でも、強い者に勝つこと。柔軟性に富んだ者は、硬直した剛の者より強いということ。「柳に雪折れなし」と同意。
ないじゅうがいごう【内柔外剛】
内面は弱いのに、外見は強く見えること。また、気が弱いのに、外には強気な態度に出ること。▽「内柔」は内面が弱いこと。「内」は内面、「外」は表に現れる態度。「柔」は柔らかで弱い、「剛」は堅くて強いこと。「外剛内柔がいごうないじゅう」ともいう。