じっしいっしょう【十死一生】
ほとんど死を避けられない危険な状況や状態の中で、かろうじて助かること。
じっちゅうはっく【十中八九】
ほとんど。十のうち八か九の割合で。
じっぱつじっちゅう【十発十中】
百パーセント。絶対に。必ず。十発の弾たまを撃って、全部が的に当たること。
じゅうあくごぎゃく【十悪五逆】
十悪業と五逆罪。転じて、ありとあらゆる悪行あくぎょう。
じゅうごしがく【十五志学】
十五歳のこと。将来を見据え、志す道を決めるべき年齢とされる。
じゅうじゅうきんかい【十重禁戒】
仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない10の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・不妄語・不酤酒・不説四衆過・不自讃毀他・不慳惜加毀・不瞋心不受悔・不謗三宝の十戒...
じゅうぜんじゅうび【十全十美】
完全で全く欠点のないこと。すべてがそろって完全なさま。▽「十全」は完全なこと、少しの欠点もないこと。「十美」も完璧かんぺきで、非の打ちどころのないさま。
じゅうぜんばんじょう【十善万乗】
《十善の徳と万乗の富の意から》天子の位。
じゅうにんといろ【十人十色】
考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること。
じゅうねんいちじつ【十年一日】
長い間たっているにもかかわらず、何も変わっていないこと。同じ状態がずっと続いて、進歩や発展がないさま。また、一つのことを忍耐強く守り続けること。