てんがいちかく【天涯地角】
二つの土地がきわめて遠く離れていることのたとえ。また、はるか遠く辺鄙へんぴな場所のたとえ。▽「天涯」は空の果て、「地角」は大地の果ての意。天の果てと地の果ての意から。「地角天涯ちかくてんがい」ともいう。
てんがいひりん【天涯比隣】
たとえ遠く離れていても、すぐ近くにいるように親しく思われること。親しい友人などについていう。▽「天涯」は非常に遠い所、「比隣」は隣近所の意。
てんくうかいかつ【天空海闊】
⇒ かいかつてんくう(海闊天空)
てんけんちかく【天懸地隔】
天と地のように、隔たりのはなはだしいことのたとえ。▽「懸」「隔」は、ともに隔たる意。
てんさいちへん【天災地変】
自然界に起こるさまざまな災い。暴風・地震・落雷・洪水などの災害のこと。
てんしえいめい【天資英明】
生まれつきすぐれて賢明な資質をそなえていること。また、そのような人。
てんしこくしょく【天姿国色】
生まれつきの絶世の美人のこと。▽「天姿」は生まれつきの姿、天から賦与された美しい姿。「国色」は国中で一番の美人。
てんしんちぎ【天神地祇】
天あまつ神と国つ神。天地の神々、すべての神々の意。▽「地祇」は地の神・国土の神の意。「神」は「じん」とも読む。
てんしんらんまん【天真爛漫】
飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま。生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさま。▽「天真」は純粋な性格、「爛漫」は自然のままに輝き現れる様子。
てんじょうさじき【天井桟敷】
大劇場で、客席後方の最も上部の階に設けられた低料金の席。