いちぎゅうめいち【一牛鳴地】
一頭の牛の鳴く声が聞こえる土地の意から、非常に近い距離のたとえ。また、のどかな田園風景の表現。
いわとけいき【岩戸景気】
昭和33年(1958)7月から、昭和36年(1961)12月まで、42か月間続いた景気拡大期の呼び名の一。神武景気を上回るところから、天の岩戸以来という意味で名づけられた。第四循環の拡張期に当た...
ちょうごかこう【鳥語花香】
春の風物や情景のこと。鳥の鳴き声と花の香りの意から。
とうこうりゅうりょく【桃紅柳緑】
紅くれないの桃の花と、緑あざやかな柳の葉。美しくさまざまな色彩に満ちた春の景色のこと。▽「柳緑桃紅りゅうりょくとうこう」ともいう。
はくしゃせいしょう【白砂青松】
海岸の美しい景観の形容。白い砂浜と青々とした松林の続く海岸線の意から。▽「砂」は「沙」とも書き、また、「さ」とも読む。
ふうこうめいび【風光明媚】
自然の眺めが清らかで美しいこと。また、そのさま。▽「風光」は自然の眺め・景色。「明媚」は清らかで美しいさま。
めいしょきゅうせき【名所旧跡】
美しい景色や由緒ある場所のこと。観光に適した場所のこと。
めいしょこさつ【名所古刹】
美しい景色や由緒ある場所と、古くていわれのある寺のこと。
らっかていちょう【落花啼鳥】
自然の趣や詩情。花は散り、鳥は山中で鳴いているという、晩春の寂しげな自然の風景のこと。
りゅうあんかめい【柳暗花明】
春の野が花や緑に満ちて、美しい景色にあふれること。また、花柳界・遊郭のことを指すこともある。▽「柳暗」は柳が茂って、その陰がほの暗くなること、薄暗い様子。「花明」は花が咲いて明るい色があふれること。春の山水の美しい景色を表現したもの。南宋陸游りくゆうの「山西さんせいの村むらに遊あそぶ」(詩)の「柳暗花明又一村りゅうあんかめいまたいっそん」の句は有名。