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樹下石上の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

出家行脚あんぎゃする者の境遇のたとえ。仏道を修行する者が宿とする、道ばたの木の下や石の上の意から。▽仏教語。「下」は「か」とも読む。「石上樹下せきじょうじゅげ」ともいう。
句例
樹下石上の旅に出る
用例
樹下石上じゅかせきじょうを宿とする身の上、雨をいとうというのではないが、それでは雑做ぞうさにあずかろうか。<石川淳・至福千年>

樹下石上の解説 - 学研 四字熟語辞典

樹の下と石の上。山野路傍の意から、そのような地を住処すみかとする出家・行脚あんぎゃ漂泊の人々の生活のたとえ。
注記
「樹下」は、「じゅげ」とも読む。
用例
ご苦労を掛けた提灯を、これへ置くか。樹下石上というと豪勢だが、こうした処は、地蔵盆に筵むしろを敷いて鉦かねをカンカンと敲たたく、はっち坊主そのままだね。〈泉鏡花・縷紅新草〉

樹下石上の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

樹木の下と石の上の意から》山野路傍などに露宿すること。修行者や僧侶境遇などをいう。じゅげせきじょう。

⇒じゅかせきじょう(樹下石上)

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