あんしのぎょ【晏子之御】
他人の権威を笠にきて得意がり、自らの低い地位に満足している小人物のたとえ。
ちょうしゅぼかく【朝種暮穫】
朝に作物を植えて、暮れには収穫すること。期間の短いことから、方針が定まらないことをたとえる。また、慌ただしいさま。
ちょうちょうはっし【丁丁発止】
激しく議論し合うさま。また、刀などで激しく音を立てて打ち合うさま。▽「丁丁」は続けて打ちたたく擬音。「発止」は堅い物どうしが打ち当たる擬音。「丁丁」は「打打」、「止」は「矢」とも書く。
ちょうれいまめつ【凋零磨滅】
文物などが滅びてなくなること。▽「凋零」は草花がしぼんで落ちること。「磨滅」はすりへりなくなること。
ちんしもっこう【沈思黙考】
黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと。▽「沈思」は深く考える意。「黙考」は黙って考える意。
つうぎょうちょうたつ【通暁暢達】
ある物事に奥深く通じていて、文章や言葉などがのびのびしているさま。▽「通暁」は明らかに通じていること。「暢達」はのびのびしているさま。