じきゅうじそく【自給自足】
必要とする物を他に求めず、すべて自分でまかない、足りるようにすること。自分で自分に供給し、自分を足らせ満たす意から。
じだいさくご【時代錯誤】
時代の異なるものを混同して考えること。また、考え方や行動などが時代の流れに逆行していて合わないこと。時代遅れ。アナクロニズム。▽「錯誤」は、たがう、誤ること。
じゅげせきじょう【樹下石上】
出家行脚あんぎゃする者の境遇のたとえ。仏道を修行する者が宿とする、道ばたの木の下や石の上の意から。▽仏教語。「下」は「か」とも読む。「石上樹下せきじょうじゅげ」ともいう。
じょうじゅうざが【常住坐臥】
日常、座っているときでも寝ているときでも、いつも。ふだんの生活で。四六時中。
じりきこうせい【自力更生】
他人の援助に頼らず、自分の力で生活を改め、正しく立ち直ること。▽「更」は「甦」とも書く。
じりつじそん【自立自存】
他人に頼らず、自分の才覚で生活すること。
じんしんこうげき【人身攻撃】
正当な議論から外れて、相手の私生活上の行動や、個人的な思想・性格を取り上げて、非難すること。
じんせいこうろ【人生行路】
人がこの世に生きて行く道。人間の生活。世渡り。▽「人生」は人の一生・生涯。「行路」は世に処する道、世渡りの道。困難や苦難の人生を旅にたとえたもの。
すいちょうこうけい【翠帳紅閨】
高貴な婦人の寝室のこと。▽「翠帳」はかわせみの緑の美しい羽で飾ったたれぎぬのこと。「紅閨」は赤く塗って飾った婦人の寝室の意。深窓の令嬢の生活のたとえとして使われる。
せいこううどく【晴耕雨読】
田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家に引きこもって読書する意から。