しょうよくちそく【少欲知足】
わずかな欲望で、十分満ち足りていること。少ないものでも、それ以上を望まず、満足すること。
しりしよく【私利私欲】
自分の利益や、自分の欲求を満たすことだけを考えて行動すること。私的な利益と私的な欲望の意。▽「欲」は「慾」とも書く。
しんがんじょうじゅ【心願成就】
神や仏などに心から祈っていると、願いはかなえられるということ。▽「心願」は心の中で神仏に立てる願がん。神仏に願をかけて祈ること。「成就」は思ったとおりに実現すること。
しんしんこうじゃく【心神耗弱】
精神が衰弱して、識別力が乏しくなり、自分の行為の結果についての判断能力が劣っていること。▽「心神」は心・精神。「耗弱」はすり減って弱くなること。心神喪失よりは軽い状態。
しんじゅんのそしり【浸潤之譖】
悪口を少しずつ言ったりほのめかしたりして、それを聞き手に信じ込ませること。水がしみ込むように批判を繰り返す、陰険な中傷のこと。
しんろうしんく【辛労辛苦】
つらい目にあって、非常に苦労すること。▽「辛労」「辛苦」はともに、たいへん苦しむこと。非常につらい思いをすること。「辛労辛苦」は、「労苦」を分けて、それぞれに「辛(つらい)」を加えた語。
じきゅうじそく【自給自足】
必要とする物を他に求めず、すべて自分でまかない、足りるようにすること。自分で自分に供給し、自分を足らせ満たす意から。
じこあんじ【自己暗示】
自分で自分にある観念を繰り返すことで暗示をかけ、理性を超えた行動や力を生み出すこと。▽「暗示」はそれとなく示す、ほのめかすこと。
じこじつげん【自己実現】
1 《self-realization》自己が本来もっている真の絶対的な自我を完全に実現すること。普遍的、絶対的自我の実現が究極の目的であり、それに導く行為が正しい行為だとする、T=H=グリーン...
じごしょうだく【事後承諾】
関係者の承諾を必要とする行為を、時間的な事情などで承諾を受けずに行ったとき、事がすんだあとで、それについての承諾を受けること。