しぜんとうた【自然淘汰】
自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続け、そうでない劣勢のものは自然に滅びていくこと。転じて、長い間には劣悪なものは滅び、優良なものだけが自然に生き残ること。▽「淘汰」は選び分ける。悪いものを捨て、よいものを取ること。もとダーウィンが進化論の中で説いた語。
じゃくにくきょうしょく【弱肉強食】
弱い者が強い者のえじきになること。強い者が弱い者を思うままに滅ぼして、繁栄すること。▽「強食弱肉きょうしょくじゃくにく」ともいう。
とうろうのおの【螳螂之斧】
弱者が自分の力をわきまえず、強者に立ち向かうことのたとえ。▽「螳螂」はかまきり、「斧」はかまきりのかま。
ゆうしょうれっぱい【優勝劣敗】
生存競争で、境遇に適した者や強い者が生き残って栄え、弱い者が滅びること。すぐれた者が勝ち、劣っている者が負けることから。
よくきょうふじゃく【抑強扶弱】
強い者の勢いを抑制し、弱い者の立場を擁護する。横暴な強者をおさえ、善良な弱者を助けること。