こうじょうきく【鉤縄規矩】
物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。きまり。▽「鉤」は先の曲がったかぎの意。ここでは曲線を描くための道具。半規または曲尺かねじゃくという説もあり、その形状は未詳。「縄」は直線を引くための墨縄すみなわのこと。「規」はコンパス・ぶんまわしのことで、円を描くのに用いる。「矩」は方形を描く差し金(直角に曲がった物差し)。
こうじょうやせん【攻城野戦】
城を攻め、野で戦うこと。最前線で奮闘すること。▽「攻城」は敵の城やとりでを攻めること。「野戦」は野原で戦うこと。
こうじょりょうぞく【公序良俗】
公の秩序と善良な風俗。社会的な妥当性が認められる道徳観。すべての法の基本理念で、法解釈やその適用のときの基準の一つ。▽「公序」は人々が守るべき社会の秩序。