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主客転倒の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

主な物事と従属的な物事が逆の扱いを受けること。物事順序や立場などが逆転すること。▽「主客」は主人客人。転じて、重要なことがらと、付けたり、従属的なことがらのこと。「客」は「きゃく」とも読む。また、「転」は「顛」とも書く。
句例
主客転倒もはなはだしい
用例
一種横柄な態度で、番頭が酒をはかってやる。その主客転倒の風景が、家の格式を語っているのか。<宇野千代・或る一人の女の話>
活用形
〈―スル〉

主客転倒の解説 - 学研 四字熟語辞典

物事の重要度を取り違えること。瑣末さまつな事を重視して、本来、大事にすべき人や物事をおろそかにすること。立場、順序、軽重などをあべこべに取り扱うことをいう。第一に尊重すべき客より、主人を上として接することの意。
注記
「主客」は、主人と客のことで、「しゅきゃく」とも読む。「転」も「顚」も倒れることであるが、「転」は、円をえがくようにころがること。「顚」は、上下逆さまになって倒れること。
表記
「転倒」は、「顚倒」とも書く。

主客転倒の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名](スル)主と客の力関係が逆になること。物事の軽重・本末などを取り違えること。「—した議論
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