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大隠朝市の解説 - 学研 四字熟語辞典

真に悟りを得た隠遁いんとん者は、山中などにでなく、人の集まる俗世間で、一般の人と同じように暮らしているものだということ。
注記
「大隠」は、悟りきった隠遁者。「朝市」は、人の大勢集まるところ。「大隠たいいんは朝市ちょうしに隠かくる」の略。
出典
『文選もんぜん』王康琚おうこうきょ「反招隠はんしょういん
用例
私は、失敗者だ。小説も書いた、画もかいた、政治もやった、女に惚れた事もある。けれどもみんな失敗、まあ隠者、そう思っていただきたい。大隠たいいんは朝市ちょうしに隠る、と。〈太宰治・黄村先生言行録〉
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