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尾生之信の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

いったん交わした約束は固く守ること。また、融通がきかず、ばか正直なこと。▽「尾生」は人の名。「信」は信義信実の意。
出典
『荘子そうじ』盗跖とうせき
句例
尾生の信を守る
故事
中国春秋時代、魯の国の尾生が一人の女性と橋の下で会う約束を交わしたが、相手は現れず、そのうち大雨で川が増水してきた。しかし尾生はその場を立ち去らず、女性との約束を守りとおし、ついに橋の柱に抱きついたままおぼれ死んだという故事から。

尾生之信の解説 - 学研 四字熟語辞典

いったん交わした約束は、固く守って背かないこと。また愚直で融通のきかない者のたとえ。
注記
「尾生」は、人の名。「信」は、信義の意。よい意味にも悪い意味にも用いられる。中国春秋時代、魯の国の尾生という男が、ある娘と橋の下で逢う約束をした。ところが、いくら待っても相手は現れない。そのうち大雨になり、川が増水してきた。根っからの正直者であった尾生は、それでも相手を待ち続け、流されぬように橋の柱にしがみついたまま、娘との約束を守り通して溺死できししたという説話から。
出典
『荘子そうじ』盗跖とうせき
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