• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

明珠暗投の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

どんなに貴重な物でも、贈り方がよくないと誤解されてしまうたとえ。転じて、立派才能をもっているのに世に認められないこと。また、貴重な物をその価値の分かっていない人が所有していること。宝玉暗闇くらやみで人に投げ与える意から。▽「明珠」は輝き光る宝玉のこと。
出典
『史記しき』鄒陽伝すうようでん
故事
中国梁りょうの孝王の臣である鄒陽すうようは、王の側近にこびへつらわなかったため讒言ざんげんされ、罪を着せられたとき、孝王に「明月の珠たまや夜光の璧たまでも、暗闇の中を行く人に投げつければ、剣に手をかけてにらみつけない者はない。それは、思いがけず目の前に飛んでくるからだ」との書状を奉り、弁明して身の潔白を主張した故事から。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年11月