• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

濫竽充数の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

実際は能力のない者が、いかにも才能があるかのように振る舞い、分ぶん不相応の地位に居座って能力以上の待遇を受けること。▽「濫」はみだりに、でまかせにの意。「竽」は笛のこと。「濫竽」は無茶苦茶に笛を吹くこと。「充数」は必要な数を満たす意。
出典
『韓非子かんぴし』内儲説ないちょせつ
句例
濫竽充数の誹そしりを免れない
故事
中国戦国時代、斉せいの宣王が竽という楽器を愛好したのに乗じて、南郭処士(都城の南に住む無官の人)は演奏する才能もないのに、数百人の楽士の中に交じって竽を吹いているふりをして優遇されていた。しかし、宣王の死後閔王びんおうが即位し、独奏を好んだ王の指示で、一人ずつ竽を吹くことになると、無能であることが露見するのを恐れた南郭処士は、ついに逃げ去ってしまったという故事から。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月