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端木辞金の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

納得のいかない金は受け取らないということ。▽「端木」は孔子の弟子の子貢しこうの姓。「辞金」は金を受け取ることを辞退すること。「端木たんぼくきんを辞す」と訓読する。『蒙求もうぎゅう』の一句
出典
『孔子家語こうしけご』致思ちし
故事
中国春秋時代、魯の国の法律では、他国で使われている魯国の召し使いを買い戻す場合、その代金は国からの公金を使うように決められていた。しかし、子貢はこのことを潔白な行いではないとして、公金を受け取ることを辞退し、私財によって買い戻した。しかし、孔子は魯の国には貧しい人が多く、公金によって人を買い戻すのが清廉でないとすると、いったい何によって諸侯から人を買い戻すことができるのかと諫いさめたという故事から。
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