酔生夢死の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

何もせずに、むなしく一生を過ごすこと。生きている意味自覚することなく、ぼんやりと無自覚に一生を送ること。酒に酔ったような、また、夢を見ているような心地で死んでいく意から。
出典
『小学しょうがく』嘉言かげん
句例
酔生夢死の人生
用例
漢学者の謂う酔生夢死というような生涯を送ってしまうのが残念である。それを口惜しい、残念だと思うと同時に、痛切に心の空虚を感ずる。<森鴎外・妄想>

酔生夢死の解説 - 学研 四字熟語辞典

何も有意義なことをせずに遊んでばかりいて、無駄一生を過ごすこと。酒に酔って、夢見心地で一生を終えるという意味
注記
「すいせいぼうし」とも読む。
出典
『程子語録ていしごろく
用例
漢学者の謂う酔生夢死というような生涯を送ってしまうのが残念である。〈森鷗外・妄想〉

酔生夢死の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「程子語録」から》酒に酔ったような、また夢を見ているような心地で、なすところもなくぼんやりと一生を終わること。

出典:青空文庫

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