がんめい-ころう【頑迷固陋】
頑固で
視野が狭く、
道理をわきまえないさま。また、
自分の考えに固執して柔軟でなく、正しい
判断ができないさま。頭が古くかたくななさま。▽「
頑迷」はかたくなで
道理に暗いこと。「
固陋」はかたくなで
見識が狭いこと。また、
頑固で古いものに固執すること。「迷」は「冥」と書くこともある。
- 句例
- 頑迷固陋な性質、年とともに頑迷固陋になる
- 用例
- 若い女性の羞恥心しゅうちしんというものは、時と場合によっては頑迷固陋の気性と隣合わせになるものだ、だから悲劇が起ることがある。<井伏鱒二・黒い雨>
- 類語
- 頑冥不霊 狷介固陋 卑陋頑固 墨守成規
- 活用形
- 〈―ナ〉