さきん・ずる【先んずる】
[動サ変][文]さきん・ず[サ変]《「さきにする」の音変化》他の人より先に進む。先に何かをする。「何事をするにつけても人に—・ずる」「技術開発で他社より一歩—・ずる」
先(さき)んずれば人(ひと)を制(せい)す
《「史記」項羽本紀から》他人よりも先に事を行えば、有利な立場に立てる。
さきん‐せき【砂金石】
雲母(うんも)や赤鉄鉱の小さい結晶を含む石英。黄・緑・赤・褐色などの光輝を放つ。装飾用にされる。アベンチュリン。
さきんだち‐や【さ公達や】
[連語]《「さ」は接頭語、「や」は間投助詞》貴公子の皆さんよ。囃子詞(はやしことば)として用いられる。「挿し櫛もなしや—」〈催馬楽・挿櫛〉
さきん‐づつみ【砂金包】
一定量の砂金を、紙または布で包んだもの。ふつう、金10両(銭20貫)にあたる砂金44匁(もんめ)を包んだ。