た‐もん【多門/多聞】
1 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名という。多聞櫓(やぐら)。 2 本宅の周囲に建てた長屋。 3 江戸城中の御殿女中が...
たもんいんにっき【多聞院日記】
興福寺多聞院の院主の長実房英俊ほかの日記。46冊。文明10年(1478)から元和4年(1618)に至る。戦国時代から近世初期の社会・文化を知る貴重な史料。
たもん‐てん【多聞天】
《(梵)Vaiśravanaの訳。音写は毘沙門(びしゃもん)》四天王の一。常時、如来の道場を守り、法を聞くことが最も多いことからの名。北方を守る仏法守護の神将。甲冑(かっちゅう)をつけ、両足に悪...
た‐よう【多様】
[名・形動]いろいろと種類の違ったものがあること。また、そのさま。さまざま。「—な人材」「—な価値観」「多種—」 [派生]たようさ[名]
た‐よう【多用】
[名](スル) 1 用事の多いこと。忙しいこと。「御—中すみませんが」 2 多く使用すること。「外来語を—する」
たよう‐か【多様化】
[名](スル)様式・傾向が、さまざまに分かれること。「考え方が—している」
たよう‐せい【多様性】
いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富むこと。「生物の—を保つ」
たようそ‐にんしょう【多要素認証】
複数の異なる認証方式を組み合わせて、本人確認の精度と安全性を高める方式。パスワードのほかに、生体認証とトークンを利用する方式などがある。二つの認証方式を用いるものは、二要素認証という。マルチファ...
たよう‐たい【多様体】
1 《manifold》局所的にユークリッド空間とみなせる空間や図形を含む位相空間。多様体上では、いたる所に局所的な座標系を設けることができ、座標系が示す自由度がnである場合、n次元多様体という...
た‐よく【多欲/多慾】
[名・形動]多くをほしがること。欲が深いこと。また、そのさま。「—な人」