さ‐し【左思】
[250ころ〜305ころ]中国、西晋の文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。構想10年で書きあげた「三都賦」の人気が洛陽の紙価を高めた故事で知られる。詩では詠史詩...
さん‐し【三思】
[名](スル) 1 三度考えること。何度も繰り返し考えること。熟慮。「—して人事に当たる」「—一言」 2 《「荀子」法行から》若い時には老後のことを、年をとったならば死後のことを、豊かな時には貧...
し【思】
[音]シ(呉)(漢) [訓]おもう [学習漢字]2年 こまごまと考える。おもいめぐらす。おもう。おもい。「思案・思考・思索・思想・思慕・思慮/意思・客思・秋思・愁思・熟思・所思・相思・沈思・不可...
しし【子思】
[前483ころ〜前402ころ]中国、春秋時代の学者。魯(ろ)(山東省)の人。孔子の孫。名は伋(きゅう)。子思は字(あざな)。曽子(そうし)に師事し、孟子に影響を与えた。「中庸」の著者と伝えられる。
し‐し【詩思】
詩を作りたいという思い。詩情。詩興。「神の我霊魂を護りて、—を生ぜしめ給ふを」〈鴎外訳・即興詩人〉
しゅう‐し【愁思】
思いわずらうこと。心配すること。また、悲しい物思い。「断然—を絶て疾病の源を招く勿れ」〈織田訳・花柳春話〉
しゅう‐し【秋思】
秋に感じるものさびしい思い。《季 秋》「山塊にゆく雲しろむ—かな/蛇笏」
しゅん‐し【春思】
春に生じる心持ち。春の思い。春心。《季 春》
しょう‐し【焦思】
[名](スル)あせって、心を悩ますこと。焦慮。「遅々たる進歩に—する」
しょく‐し【食思】
食欲。食気。