息(いき)が続(つづ)・く
1 潜水や発声の際に、吸った息が長くもつ。 2 物事の勢いが弱まらず、ある状態が続く。「やっと回復した景気も—・かない」
うち‐つづ・く【打(ち)続く】
[動カ五(四)] 1 ある現象が、とぎれることなく長時間にわたる。「—・く長雨」 2 同じ現象が、間を置いて、また起こる。「昨年に—・く冷害」 3 同じものがつながる。「白い砂浜の—・く海岸」
体(からだ)が続(つづ)・く
からだを酷使しているのに健康状態が保たれている。「我ながらよく—・いたと思う」
たち‐つづ・く【立ち続く】
[動カ四] 1 すぐあとに続く。連なる。「劣らず—・き給ひにける世々の覚え有様」〈源・若菜上〉 2 並んで立つ。立ち並ぶ。「棟に棟次第に—・き」〈浮・胸算用・三〉 [動カ下二]「たちつづける...
たて‐つづ・く【建て続く】
[動カ四]続いて建っている。建ち並ぶ。「次第に賑(にぎ)はひ来たり、民屋四方に—・き」〈色道大鏡・一三〉 [動カ下二]続けて建てる。建て並べる。「表口三十間、裏行六十五間を家蔵に—・け」〈浮...
たて‐つづ・く【立(て)続く】
[動カ五(四)]同じことや似たことが続けて起こる。「お客様が来たとなると不思議に—・くし」〈有島・或る女〉 [動カ下二]続けて立てる。立て並べる。「車どもいみじく—・けみる」〈宇津保・国譲下〉
つづ・く【続く】
《上代は「つつく」か》 [動カ五(四)] 1 前からの状態や行為などがとぎれたり変わったりしないでそのままつながる。「晴天が—・く」「にらみ合いが—・く」 2 同じものが隣り合った状態でずっと...
とり‐つづ・く【取り続く】
[動カ四] 1 次から次へと続く。引き続く。「—・き追ひ来るものは百種(ももくさ)に迫め寄り来たる」〈万・八〇四〉 2 生計を立てていく。「商売物を小体にして、渡世に—・き」〈浮・歌三味線・一...
のり‐つづ・く【乗り続く】
[動カ四]乗ってあとに続く。また、次々と乗る。「次々の車ども、—・きて出で給ふ儀式」〈宇津保・楼上上〉
ひき‐つづ・く【引(き)続く】
[動カ五(四)] 1 途切れずにそのまま続く。「不況が—・く」 2 ある物事のすぐあとに他の物事が続く。「—・いて来賓が挨拶(あいさつ)に立つ」 [動カ下二]続ける。連ねる。「むな車—・けて...