やろう‐ぢゃや【野郎茶屋】
⇒陰間茶屋(かげまぢゃや)
やろう‐ども【野郎共】
男の集まりをさげすんで、またはぞんざいに言う語。
やろう‐ひたい【野郎額】
江戸時代、前髪を落とし月代(さかやき)を剃った、男の髪型。 [補説]相撲界で、巡業をさぼった力士の前髪を落とし、普通の丁髷(ちょんまげ)の形にして見せしめとしたという。いつ頃まで行われたかは不明。
やろう‐ぼうし【野郎帽子】
江戸時代、野郎歌舞伎の女形の役者が、前髪をそったあとを隠すために置き手拭(てぬぐ)いをしたのが変化し、帽子のようになったもの。多く紫縮緬(ちりめん)などで作った。
やろう‐よばわり【野郎呼ばわり】
人をののしって、野郎と呼ぶこと。→野郎1