あかし‐くら・す【明かし暮(ら)す】
[動サ五(四)]夜をあかし、日を過ごす。月日を送る。毎日を過ごす。「悲しみのうちに—・す」
あかし‐げんじん【明石原人】
明石市西八木海岸で、昭和6年(1931)直良信夫(なおらのぶお)によって発見された左側腰骨により、かつて日本に住んでいたと主張された原人。更新世前期のものとされたが、標本が戦災で失われたため、確...
あかし‐し【明石市】
⇒明石
あか‐しじみ【赤小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。前翅(まえばね)は橙赤(とうせき)色で外縁が黒色。雑木林に多く、夕方飛ぶ。幼虫はコナラ・クヌギなどの新芽や若葉を食べる。
あかし‐じょう【明石城】
明石市にある旧明石藩の城。元和4年(1618)小笠原忠真が新築、元和6年(1620)完成。櫓(やぐら)が現存。喜春城。錦江城。
あかし‐だま【明石玉】
明石から産する、人造のサンゴ。珊瑚珠(さんごじゅ)に似せて作った練り物。ふつう紅色であるが、白・紫・藍(あい)などのものもある。装飾品に用いる。模造珊瑚。
あかし‐ちぢみ【明石縮】
縮の絹織物。縦に生糸、横に右縒(よ)りの強い練り糸を用いた、女性の夏の高級着尺(きじゃく)地。寛文年間(1661〜1673)堀次郎将俊(まさとし)(明石次郎)が明石で始めたという。現在は、京都西...
あか‐しで【赤四手】
カバノキ科の落葉高木。山地に生え、若葉は赤い。材は堅く、家具用。そろのき。しでのき。
あかし‐の‐うえ【明石の上】
源氏物語の登場人物。須磨に退居していた光源氏に愛されて、明石の姫君(明石の中宮)を産み、のち娘とともに上京、大堰(おおい)の邸に住む。明石の君。
あかし‐の‐ちゅうぐう【明石の中宮】
源氏物語の登場人物。光源氏と明石の上との娘。今上帝の中宮となり、匂宮(におうみや)らを産む。明石の姫君。明石の女御(にょうご)。