あくまのてまりうた【悪魔の手毬唄】
横溝正史の長編推理小説。昭和32年(1957)から昭和34年(1959)にかけて「宝石」誌で連載。単行本は昭和34年(1959)の刊行。手毬唄の歌詞に添って起きる殺人事件の謎に、名探偵金田一耕助...
あくまのトリル【悪魔のトリル】
《原題、(イタリア)Il trillo del diavolo》タルティーニのバイオリンソナタト短調の通称。1740年代以降の作曲とされる。タルティーニが夢の中で聞いたという、悪魔が弾いた曲に着...
あくまのひのもとに【悪魔の陽の下に】
《原題、(フランス)Sous le soleil de Satan》ベルナノスの長編小説。1926年刊。北フランスの田舎町を舞台に、恋人を殺した娘の魂を救済しようとする神父の苦悩を描く。1987...
あくまのびしゅ【悪魔の美酒】
⇒悪魔の霊液
あくま‐の‐ふたご【悪魔の双子】
《Evil Twin》ワイフィッシングのこと。エビルツイン。 [補説]正規のものにそっくりな偽のアクセスポイントを設置し、そこにユーザーをアクセスさせて通信内容を盗むことから。
あくまのほうしょく【悪魔の飽食】
森村誠一によるノンフィクション。「赤旗」に連載ののち、昭和56年(1981)に刊行。七三一部隊を描く。同隊が行なった生体実験について国内外の認知度を高めた作品として知られる。続編に「続・悪魔の飽...
あくまのれいえき【悪魔の霊液】
《原題、(ドイツ)Die Elixiere des Teufels》ホフマンの小説。第1巻は1615年、第2巻は1816年刊。英国の作家ルイスのゴシック小説「マンク」の影響がみられる。悪魔の美酒...
あくまのロベール【悪魔のロベール】
《原題、(フランス)Robert le diable》マイヤベーア作曲のオペラ。5幕。1831年パリで初演。スクリーブ、ドラビーニュ脚本。ノルマンディー公ロベール1世を主人公とする。
あくま‐ばらい【悪魔払い】
祈祷(きとう)などによって悪魔を追い払うこと。
あくまれいはい【悪魔礼拝】
種村季弘の随筆集。古代から現代に至るヨーロッパの悪魔学の歴史をひもときつつ、近代芸術・文学の成立過程を論じる。昭和54年(1979)刊。