上(あ)げたり下(さ)げたり
褒めたりけなしたり。「何のかんのと—、人をばかにするな」
あげ‐だい【揚(げ)代】
遊女や芸者を呼んで遊ぶときの代金。揚げ銭。玉代(ぎょくだい)。花代(はなだい)。
あげ‐だか【上(げ)高】
1 売り上げ高。 2 仕上がり高。出来高。
あげ‐だし【揚(げ)出し】
豆腐・ナスなどを、衣をつけずに軽く油で揚げた料理。
あげだし‐どうふ【揚(げ)出し豆腐】
豆腐に片栗粉をまぶして軽く油で揚げ、だし汁をかけた料理。
あげ‐だたみ【上げ畳】
貴人の座所や寝所の畳の上に、さらに重ねて敷く畳。両面に畳表と縁(へり)がつく。
あげ‐だま【揚(げ)玉】
1 てんぷらを揚げたときに油の中に散った衣のくず。天かす。 2 (「上げ玉」とも書く)兜(かぶと)の頂上の穴の周りにある飾り金物。
あげ‐ち【上知/上地】
江戸時代、幕府や藩が知行(ちぎょう)地を没収すること。また、その土地。あがり地。じょうち。
あげ‐ちょう【揚(げ)超】
《「引き揚げ超過」の略》国の財政資金対民間収支で、政府収入が支出を上回る場合のこと。⇔散超。
あげち‐れい【上知令】
天保の改革の法令の一。江戸・大坂の近隣にある大名・旗本の領地を返上させて幕領に編入し、代地を与えようとしたもの。多くの反対を受け、実施されないまま撤回された。