あさがお‐なり【朝顔形】
茶碗・かごなどの形が朝顔の花に似ているもの。
あさがおにっき【朝顔日記】
浄瑠璃「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」の通称。
あさがお‐にんぎょう【朝顔人形】
朝顔の花や蔓(つる)で作った人形。
あさがお‐の【朝顔の】
[枕]朝顔の花は「穂(ほ)に咲き出(い)づ(=目立つように咲き出る)」意から、「穂」にかかる。「—穂には咲き出(で)ぬ恋もするかも」〈万・二二七五〉
朝顔(あさがお)の花(はな)一時(ひととき)
物事の衰えやすいことのたとえ。槿花(きんか)一日(いちじつ)の栄(えい)。
あさがお‐ひめ【朝顔姫】
織女星(しょくじょせい)の異称。
あさ‐がけ【朝駆け/朝駈け】
[名](スル) 1 朝早く馬を走らせること。 2 朝早く不意に敵陣を襲うこと。⇔夜討ち。 3 新聞記者などが、朝早く予告なしに取材先に出向くこと。「夜討ち—の取材」 4 物事の容易なことのたとえ...
朝駆(あさが)けの駄賃(だちん)
朝早く走らせる馬は元気よく、少しくらいの荷物はなんとも思わないということ。たやすいことのたとえ。
あさ‐がすみ【朝霞】
[名]朝に立つ霞。《季 春》「茶を呑めと鳴子引なり—/一茶」 [枕] 1 八重に立ちこめ物がはっきり見えない意、また霞の立つ春の意から「八重」「ほのか」「春日(はるひ)」にかかる。「—ほのか...
あさ‐がた【朝方】
朝のうち。朝のあいだ。早朝のころ。「—の雨」「—地震があった」