あさひな‐きりどおし【朝比奈切通し】
神奈川県鎌倉市と横浜市金沢区を結ぶ切通し。鎌倉七口の一。名は一説に、朝比奈義秀の武勇にちなんだものという。
あさひなしまめぐりのき【朝夷巡島記】
読本。6編29巻。曲亭馬琴著。歌川豊広画。文化12年~文政10年(1815~27)刊。中国の小説「快心編」に学び、安房(あわ)で育った木曽義仲の子朝夷三郎の一代記を描いたもの。あさいなじゅんとうき。
あさひな‐たかし【朝比奈隆】
[1908~2001]指揮者。東京の生まれ。昭和15年(1940)新交響楽団(現NHK交響楽団)を指揮してデビュー。昭和22年(1947)関西交響楽団(現大阪フィルハーモニー交響楽団)を創立、常...
あさひな‐ちせん【朝比奈知泉】
[1862~1939]政治評論家。新聞記者。茨城の生まれ。「東京日日新聞」の主筆として活躍。条約改正、遼東(りょうとう)半島還付問題などで政府側を代弁した。
あさひな‐やすひこ【朝比奈泰彦】
[1881~1975]薬学者。東京の生まれ。欧州に留学。地衣類の成分など、植物化学・生薬学の分野の独創的な研究で業績をあげた。文化勲章受章。著「地衣類」など。
あさひな‐よしひで【朝比奈義秀】
鎌倉初期の武将。和田義盛の子。建保元年(1213)父とともに北条氏と戦い、安房(あわ)に敗走。豪勇で知られる。生没年未詳。朝比奈三郎。
あさひのあたるいえ【朝日のあたる家】
丸山健二の長編小説。昭和45年(1970)刊。
あさひ‐の‐みはた【朝日の御旗】
日の丸の旗。日章旗。
あさひ‐の‐みや【朝日宮】
伊勢神宮の内宮(ないくう)。皇大神宮。
あさひ‐ひょうもん【旭豹紋蝶】
タテハチョウ科のチョウ。開張35ミリくらいで、翅(はね)の表面は黄褐色の地に黒褐色の斑紋がある。極地性で、日本では大雪山群の高山帯に分布。幼虫はキバナシャクナゲを食べる。天然記念物。