あさひ‐やき【朝日焼】
慶長(1596〜1615)のころ、山城(京都府)宇治の朝日山で作られた陶器。「朝日」の銘印がある。奥村次郎右衛門(藤作)の創始。正保(1644〜1648)ごろ小堀遠州の指導で茶器を焼いた。遠州七...
あさひ‐やま【朝日山】
京都府宇治市にある山。[歌枕]「ふもとをば宇治の川霧立ちこめて雲居に見ゆる—かな」〈新古今・秋下〉
あさひ‐やま【旭山】
桜の一品種。サトザクラの仲間で、花は淡紅色の八重咲き。樹高さが2〜3メートルにしか育たず、盆栽や鉢植えにも向く。朝日山。一歳桜。
あさひやまきねん‐こうえん【旭山記念公園】
北海道札幌市にある公園。昭和45年(1970)造成。藻岩山などに隣接した高台にあり、札幌市内を一望できる。毎年夏には「さっぽろ旭山音楽祭」が開催される。
あさひやま‐どうぶつえん【旭山動物園】
北海道旭川市にある日本最北の動物園。昭和42年(1967)7月1日開園。展示に独特の工夫が凝らされており、動物の生き生きとした生態が見られる。旭川市旭山動物園。
あさ‐びらき【朝開き】
朝、船が港を出ること。朝の船出。「世の中を何にたとへむ—漕(こ)ぎ去(い)にし船の跡なきごとく」〈万・三五一〉
あさ‐ふ【麻布】
「あさぬの」に同じ。
あさ‐ぶさ【朝普茶】
朝食前に食べる菓子の類。「二人の子供が—前、忘れず、必ず桑山(=薬ノ名)呑(の)ませて下され」〈浄・天の網島〉
あさ‐ぶすま【麻衾】
麻布で作った粗末な夜具。「寒くしあれば—引きかがふり」〈万・八九二〉
あさ‐ぶろ【朝風呂】
朝入浴すること。また、朝から沸いている風呂。朝湯。