あし‐だ【足駄】
雨の日などに履く、高い歯の下駄(げた)。歯は差し歯で、磨り減ると差し替える。高下駄。男物は歯が厚く、女物は薄い。雨、雪の日は爪革(つまかわ)を掛ける。 [補説]旧制の高校生が好んで履いた。「守貞...
あしだ【芦田】
姓氏の一。 [補説]「芦田」姓の人物芦田恵之助(あしだえのすけ)芦田均(あしだひとし)
あし‐だい【足代】
外出のとき乗り物にかかる費用。交通費。「—がかかる」
あしだ‐えのすけ【芦田恵之助】
[1873〜1951]国語教育家・教師。兵庫生まれ。国語科の読み方教育と綴り方教育に独自の理論を展開。著「綴り方教授」「読み方教授」。
あし‐だか【足高/脚高】
[名・形動ナリ]《「あしたか」とも》足の長いこと。また、そのように見えるさま。「白き鳥どもの—にて立てまつるも」〈栄花・根合〉
あしだか‐ぐも【足高蜘蛛】
クモの一種。足が長く、人家などにすみ、ゴキブリなどを捕食する。網は張らない。関東地方以南の暖地に分布。
あしだ‐がけ【足駄掛(け)】
足駄を履いて歩くこと。
あしだ‐がわ【芦田川】
広島県東部を流れる川。三原市大和(だいわ)町蔵宗(くらむね)に源を発して東流し、府中市を経て福山市北部で南に方向を変え瀬戸内海に注ぐ。長さ86キロ。県東部では最大の河川。農業用水・工業用水・都市...
あしだ‐しゅうせい【芦田修正】
昭和21年(1946)年8月、憲法改正草案を審議する日本政府憲法改正小委員会において、委員長の芦田均が第9条2項の冒頭に「前項の目的を達するため」という文言を挿入する修正を行ったことをさす。→日...
あし‐だま【足玉】
上代に、足首に巻きつけた装飾用の玉。「—も手玉(ただま)もゆらに織る服(はた)を」〈万・二〇六五〉