あし【足/脚/肢】
1 ㋐動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。「—が長い」 ㋑くるぶしから先の部分。「—が大きい」 2 物の下・末にあたる部分。 ㋐物の本体を支える、突き出た部分。また、...
あし【葦/蘆/葭】
イネ科の多年草。根茎は地中をはい、沼や川の岸に大群落をつくる。高さは2〜3メートルになり、茎は堅く、円柱形で、細長い葉が互生する。穂は秋に出て紫色から紫褐色に変わる。若芽は食用になり、茎ですだれ...
あ・し【悪し】
[形シク](「よし」に対して)物事のありさまがよくない。また、不快な感じをもつさま。 1 本性・本質・気分・状態などについていう。 ㋐快くない。「このもとの女—・しと思へるけしきもなくて」〈伊勢...
あし‐あと【足跡】
1 人や動物が歩いたあとに残る足の形。 2 立ち寄った道筋。逃げた行方。足どり。 3 業績。そくせき。「研究に偉大な—を残す」
あし‐あぶり【足焙り】
蓋(ふた)付きの火桶(ひおけ)のような鋳物製の器で、灰を入れ炭火を埋めて、足を温める道具。足温(ぬく)め。足炉。《季 冬》
あし‐あらい【足洗い】
1 足を洗うこと。また、足を洗うたらい。足だらい。 2 物を足で踏みつけて洗うこと。
あし・い【悪しい】
[形][文]あ・し[シク]わるい。よくない。「心にかかって—・い」〈虎寛狂・抜殻〉 [補説]文語「あし」の口語形で、室町時代から近世にかけて用いられた。→悪(あ)し
あしいれ‐こん【足入れ婚】
1 婚姻成立祝いをしただけで嫁は実家に帰って、婿が泊まりに通う妻問(つまど)い婚の形を一定期間とったのち、嫁が婿方の家へ移るもの。あしいれ。 2 内祝言の後、嫁が婿方に移り住む風習。あしいれ。
あし‐うち【足打ち】
1 足が付いている道具。足付き。「—膳」 2 刀の柄糸(つかいと)や下げ緒(お)を組むこと。 3 「足打ち折敷(おしき)」の略。
あしうち‐おしき【足打ち折敷】
折敷に足を取り付けたもの。足打ち。足付き。足付き折敷。