あたか【安宅】
石川県小松市西部の地名。北陸道の宿駅。 謡曲。四番目物。観世小次郎信光作。奥州へ落ちる義経主従は、途中、安宅の関で富樫(とがし)に見とがめられるが、弁慶の機転で無事通過する。
あだ‐がたき【仇敵】
《古くは「あたかたき」》憎い相手。きゅうてき。
あたか‐の‐せき【安宅の関】
石川県小松市に鎌倉初期にあった関所。謡曲「安宅」、歌舞伎「勧進帳」の舞台。
あたか‐の‐まつ【安宅松】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「隈取安宅松(くまどりあたかのまつ)」。初世富士田吉治作曲。明和6年(1769)江戸市村座初演。弁慶が安宅の松のもとで、草刈り童に奥州平泉への道を教えてもらう。
アタカマ‐えんげん【アタカマ塩原】
《Salar de Atacama》⇒アタカマ塩湖
アタカマ‐えんこ【アタカマ塩湖】
《Salar de Atacama》チリ北部、アントファガスタ州の町サンペドロデアタカマの南側に広がる塩湖(塩原)。面積約3000平方キロメートル。リチウムの採掘が行われている。アタカマ塩原。
アタカマおおがたミリはサブミリは‐かんしょうけい【アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計】
アルマ望遠鏡の正式名称。
アタカマ‐コンパクトアレイ【Atacama Compact Array】
⇒モリタアレイ
アタカマ‐さばく【アタカマ砂漠】
《Atacama》チリ北部の南北に長大な砂漠。銅・銀・チリ硝石を産出。
アタカマ‐てんもんだい【アタカマ天文台】
チリ北部、アタカマ砂漠のチャナントール山頂にある東京大学の天文台。標高5640メートルの地上最高地点に設置した光学赤外線望遠鏡を用いて、宇宙初期の銀河や誕生間もない星を観測し、銀河や惑星の起源の...