やはり【矢張り】
[副] 1 以前と、また他と比べて違いがないさま。やっぱり。「あなたは今も—あの店へ行きますか」「父も—教師をしていた」 2 予測したとおりになるさま。案の定。やっぱり。「彼は—来なかった」 3...
やさしいうた【優しい歌】
《原題、(フランス)La bonne chanson》フォーレの歌曲。全9曲。1892年から1894年にかけて作曲。歌詞はベルレーヌの同名の詩集に基づく。ピアノ伴奏版として作曲され、のちに室内楽...
ヤコポ‐オルティスのさいごのてがみ【ヤコポ=オルティスの最後の手紙】
《原題、(イタリア)Ultime lettere di Jacopo Ortis》イタリアの詩人・小説家、フォスコロによる書簡体の自伝的長編小説。1802年刊行。
モンテカティーニ‐テルメ【Montecatini Terme】
イタリア中部、トスカーナ州の町。ピストイアの西約15キロメートルに位置する。古代ローマ時代より温泉浴場が造られ、現在も同国有数の温泉保養地として多くの観光客が訪れる。作曲家ベルディ、プッチーニが...
モンタザ‐きゅうでん【モンタザ宮殿】
《Montaza Palace》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにある宮殿。市街東部、地中海を見下ろす高台に位置する。19世紀末、ムハンマドアリー朝のアッバース2世により建造。イタリアのフ...
や‐ろう【野郎】
1 男性をののしりさげすんでいう語。「あの—、ふとい奴だ」「ばかな—だ」 2 前髪をそり落とした若い男。「さてさて利口な—ぢゃな」〈浄・丹波与作〉 3 野郎歌舞伎の役者。「歌舞伎といふ事法度にな...
モラビアにじゅうしょうきょくしゅう【モラビア二重唱曲集】
《原題、(チェコ)Moravské dvojzpěvy》ドボルザークの歌曲集。1876年作曲。全13曲。歌詞はモラビアの古謡に基づく。ブラームスの目にとまり、のちにドボルザークが名声を得る契機と...
モラバ【Morava】
チェコ東部、ドナウ川に注ぐモラバ川に沿う地域。9世紀に大モラビア王国があった。1918年にチェコスロバキアの一部となり、1993年、チェコとスロバキアとの分離に伴いチェコの東半部になる。モラビア。
モロック‐とかげ【モロック蜥蜴】
アガマ科のトカゲ。全身大きなとげ状のうろこで覆われ、恐ろしげな姿をしているが、性質はおとなしい。オーストラリアの内陸部の乾燥地帯にすむ。トゲトカゲ。
もりのじょうけい【森の情景】
《原題、(ドイツ)Waldszenen》シューマンのピアノ曲集。全9曲。1848年から1849年にかけて作曲。ハインリヒ=ラウベの詩集に着想を得た作品。