あぶら‐ざめ【油鮫】
1 アブラツノザメの別名。 2 エドアブラザメの別名。 3 フトツノザメの別名。
あぶら‐ざら【油皿】
行灯(あんどん)などで、灯火用の油を入れる小さい皿。灯蓋(とうがい)。油坏(あぶらつき)。
あぶら‐しめぎ【油搾め木】
果実や種子から油をしぼりとるために使う木製の器械。しめぎ。
あぶら‐しょう【脂性】
皮膚の表面がいつも脂ぎっている体質。⇔荒れ性。
あぶら‐しょうじ【油障子】
雨などを防ぐため油紙を張った障子。雨障子(あましょうじ)。
あぶらじごく【油地獄】
斎藤緑雨の小説。明治24年(1891)刊。柳橋の芸妓に惹かれ、やがて狂気に陥る地方出身の青年の姿を描く。
あぶら‐じ・みる【油染みる】
[動マ上一][文]あぶらじ・む[マ上二]油が染みついて汚れる。「—・みた作業衣」
アブラージュアルベイト‐タワーズ【Abraj Al-Bait Towers】
サウジアラビアのメッカにある高層ビル群。七つのビルからなる。最も高いホテル棟は高さ601メートルで、壁面に設置された大時計の直径は46メートル。2012年に完成。
あぶら‐じょうもん【油証文】
江戸時代、子供どうしが約束をたがえないしるしに、髪の油を指につけて柱などに押したこと。「今度から中のいいやうに—しな」〈滑・浮世風呂・前〉
あぶら‐すぎ【油杉】
マツ科の常緑高木。日の当たる山地に生え、樹皮は灰褐色で縦に裂け目がある。葉は細く扁平で、左右に斜めにつく。材は油を多く含む。台湾および中国南部に産する。ゆさん。