あんぜん‐とう【安全灯】
炭坑などで、爆発性ガスに引火しないように工夫された灯火装置。ランプの炎を目の細かい金網の筒で覆い、腰ガラスをつけたもの。
あんぜん‐とう【安全島】
車道の中央に一段高く設置された、歩行者が待避するための安全地帯。あんぜんじま。
あんぜんはいりょ‐ぎむ【安全配慮義務】
ある一定の関係にある当事者間で、一方または双方が相手の生命・身体の安全を確保するよう配慮する義務。雇用関係にある場合、労働契約法により、使用者は労働者が安全に業務に従事できるよう必要な配慮をする...
あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】
硝安爆薬の食塩分を増やした爆薬。炭坑内のメタンガス・炭塵の爆発を誘発しないよう、爆発温度を低くし、火炎の出ないようにしたもの。検定爆薬。
あんぜん‐パイ【安全牌】
マージャンで、それを捨てても相手に上がられることのない牌。転じて、危険がなく扱いやすいこと、またそのような相手のたとえ。安牌。「彼は—だよ」
あんぜん‐ひょうしき【安全標識】
事業場や車両・船舶などで、安全を確保するために用いる標識。色・形・文字によって表され、色では、防火と禁止は赤と白、危険は黄赤と黒、注意は黄と黒、救護は緑と白、放射能は赤紫と黄など9種類がJISで...
あんぜん‐び【安全日】
俗に、性交しても妊娠しない日。
あんぜん‐ピペッター【安全ピペッター】
ホールピペットを用いる際、口で吸って誤飲しないよう、ピペット上端に取り付けられるゴム製の球。ゴム球をにぎり潰して排気し、吸気弁を開いて液体を吸い上げる。
あんぜん‐ピン【安全ピン】
楕円形に曲げ、危険な針先を覆い隠した留め針。
あんぜん‐ぶんか【安全文化】
安全を最優先するという価値観や行動様式を組織の構成員が共有している状態。また、それを実現する組織のあり方をいう。セーフティーカルチャー。 [補説]1986年のチョルノービリ原発事故を契機に国際原...