あん【闇】
[常用漢字] [音]アン(漢) [訓]やみ くらい 〈アン〉(「暗」と通用) 1 くらやみ。くらい。「闇夜/暁闇」 2 道理にくらい。「闇愚」
〈やみ〉「闇市/暗闇(くらやみ)・夕闇」
あん【案】
1 考え。計画。「―を練る」 2 予想。推量。 3 文書の下書き。草案。「―を提出する」 4 物を載せる台。机。「此の経の―の前に立ちて」〈今昔・六・四五〉
あん【庵/菴】
[名] 1 世捨て人や僧侶などの閑居する小さな草葺(くさぶ)きの家。草庵。いおり。「―を結ぶ」 2 大きな禅寺に付属している小さな僧房。
[接尾]文人・茶人やそれらの人の住居、また料亭などの...
あん【餡】
1 アズキ・インゲンなどの豆を煮てつぶし、砂糖や塩を入れ、さらに加熱して練ったもの。菓子・汁粉などに使う。豆をつぶしたままのものをつぶし餡、皮を取り除いたものをこし餡という。あんこ。「―パン」 ...
あん【安】
野球で、安打の略。ヒット。「右―」「左―」
アン【Anne】
[1665~1714]英国の女王。在位1702~1714。ジェームズ2世の次女。その治世下に、イングランドとスコットランドが合同しグレートブリテン王国が成立。
あんあみ【安阿弥】
快慶(かいけい)の号。
あん‐あん【暗暗/闇闇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 暗いさま。はっきりしないさま。「一間と離れた先は黒(こく)―として」〈荷風・地獄の花〉 2 表立たないさま。ひそかなさま。「―のうちに了解し合う」
あんあん‐り【暗暗裏/暗暗裡】
(「暗暗裏に」「暗暗裏の」の形で)人の知らないうち。ひそかな状態。内々(ないない)。「―に事を運ぶ」「―の約束」
あん‐い【安位】
世阿弥の能楽論で、何事も余力を残して安らかに演じられる芸の境地。最高とする芸の位。安(やす)き位(くらい)。