アンナバ【Annaba】
アルジェリア北東部の都市。旧称ボーヌ。地中海に面し、チュニジアとの国境近くに位置する。交通の要地で、フランス植民地時代より農産物や鉄鉱石の積出港として栄えた。商工業が盛ん。フェニキア時代に起源し...
アンナプルナ【Annapurna】
ヒマラヤ山脈中部の高峰群。最高峰は第1峰の標高8091メートル。南峰(7219メートル)には京大登山隊が1964年に初登頂。
アンナベルク‐ブーフホルツ【Annaberg-Buchholz】
ドイツ東部、ザクセン州の都市。エルツ山地の北麓に位置する。1945年にアンナベルクとブーフホルツが合併して設立。かつて銀鉱の採掘で栄え、現在は木工芸品で有名。同州最大級の後期ゴシック教会である聖...
アンナ‐ボレーナ【Annna Bolena】
ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全2幕。1830年初演。16世紀英国を舞台に、国王ヘンリー8世と妃アン=ブリンの愛憎を描いた作品。
あん◦なり
[連語]《動詞「あり」の連体形に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「あるなり」の音変化》あるようだ。あるということだ。あなり。「世の中に物語といふものの—◦なるを」〈更級〉
アンナン【安南】
ベトナム中部地方。また、この地に建てられたベトナム人国家の称。唐代に安南都護府が置かれて以来の呼称。
アンナン‐ご【安南語】
⇒ベトナム語
アンナン‐さんみゃく【アンナン山脈】
《Annamese Cordillera》インドシナ半島東部の山脈。ベトナム北部からラオスとの国境を走り、ふたたびベトナム中南部にいたる。全長約1100キロメートル。メコン川に注ぐ支流の源流が多...
アンナン‐とごふ【安南都護府】
中国唐代、ベトナムの北部と中部を統治するために置かれた機関。
アンナン‐やき【安南焼】
安南地方で作られた古陶磁器。赤絵・染め付け・白磁などがある。