あ
1 五十音図ア行の第1音。五母音の一。後舌の開母音。[a] 2 平仮名「あ」は「安」の草体、片仮名「ア」は「阿」の偏から変化したもの。
あ
[感] 1 何かを急に思い出したりしたときに思わず発する語。あっ。「—、しまった」 2 呼びかけに用いる語。「主人—と言へば、郎等さと出づべき体なり」〈盛衰記・六〉 3 応答に用いる語。はい。「...
あ【亜】
日本の詩雑誌。大正13年(1924)11月、安西冬衛、北川冬彦、滝口武士らが中心となり中国の大連で創刊。短詩、新散文詩の試みなど、昭和初期の日本のモダニズム詩の発展につながる実験的作品の発表の場...
あ【亜〔亞〕】
[常用漢字] [音]ア(漢) [訓]つぐ 1 上位や主たるものに次ぐ。次位の。準ずる。「亜将・亜聖・亜流・亜熱帯」 2 化合物中で酸化の程度の低いものを表す語。「亜硝酸・亜硫酸」 3 生物学で、...
あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
あ【唖】
[音]ア(漢) 言葉が話せない。「唖者・唖然/盲唖・聾唖(ろうあ)」
あ【堊】
[音]ア(慣) アク(呉)(漢) 壁などに塗るための白い土。しっくい。「白堊」 [補説]「亜」を代用字とすることがある。
あ【彼】
[代]遠称の指示代名詞。あれ。「雲立つ山を—はとこそみれ」〈大和・一四五〉
あ【痾】
病気。特に、こじれて長引く病気。「家居して—を養い」〈竜渓・経国美談〉
あ【痾】
[音]ア(呉)(漢) やまい。こじれた病気。「旧痾・宿痾・沈痾」