いき【生き】
[名] 1 生きること。生きていること。「—死にをともにする」⇔死に。 2 (「活き」とも書く)魚肉などの新しさの度合い。転じて、生き生きしていること。活気のあること。「—の悪い魚」「—イカの...
いき【粋】
[名・形動]《「意気」から転じた語》 1 気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「—な姿」「—な柄」「—な店」⇔野暮(やぼ)。 2 人情の機微...
い‐き【遺棄】
[名](スル) 1 捨てて顧みないこと。置き去りにすること。委棄。「死体を—する」 2 ㋐民法上、夫婦または養子縁組の当事者が、同居・扶助・扶養などの義務を怠ること。悪意によるものは、離婚・離縁...
いき【閾】
1 門の内と外をくぎる境目の木。また、境目。敷居。 2 心理学で、ある感覚や同種の刺激の相違を感知できるか否かの境目。また、その刺激量。→刺激閾(しげきいき) →弁別閾(べんべついき)
いき【閾】
[音]イキ(ヰキ)(呉) [訓]しきみ 内と外の境界。しきり。範囲。「閾下/識閾」 [補説]原義は、門の敷居。
いき‐あい【息合ひ】
1 けんかや武術の試合などで、両者が相対したときの調子。「二人が—、はったはったと蹴(け)返せば」〈浄・宵庚申〉 2 呼吸を整え元気をつけるための薬。いきあいぐすり。「馬の—をだに飲ません」〈仮...
意気(いき)相(あい)投(とう)・ず
互いに気持ちがよく合う。意気投合する。
いき‐あが・る【生(き)上がる】
[動ラ五(四)]息を吹き返す。生き返る。「早く息の根を留めんと今に—・って此の場の事を喋舌(しゃべ)るから」〈鉄腸・花間鶯〉
いき‐いき【生き生き/活き活き】
[副](スル)活気があふれていて勢いのよいさま。また、生気があってみずみずしいさま。「—(と)した動き」「—(と)した筆致」
いき‐い・ず【生き出づ】
[動ダ下二] 1 生き返る。息を吹き返す。「七日ありて—・でたる例を」〈栄花・本の雫〉 2 正気に返る。元気を回復する。「少し—・でて、太政大臣(おほきおとど)の御しりにつきぬ」〈宇津保・国譲下〉