い‐こう【偉効】
すぐれた効果。「—を奏する」
い‐こう【意向/意嚮】
どうするつもりかという考え。心の向かうところ。思わく。「相手の—を確かめる」「—にそうよう努力する」
い‐こう【維綱】
《「大綱(おおづな)」の意から》おおもとになるおきて。のり。
い‐こう【遺功】
死後に残る功績。「先帝の—」
い‐こう【遺構】
残存する古い建築物。また、昔の都市や建造物の形や構造を知るための手がかりとなる残存物。考古学では、住居跡・倉庫跡・水田跡など、その配置や様式を知る手がかりとなる基壇や柱穴など。
い‐こう【遺稿】
死後に残された未発表の原稿。
い‐こう【異稿】
同一作品の異なる原稿。初稿と改稿など。
いこ・う【憩う/息う】
[動ワ五(ハ四)]ゆったりとくつろぐ。休息する。「緑陰に—・う」 [可能]いこえる [動ハ下二]休ませる。休める。やわらげる。「木々の下には、下ごとに翠帳をたれて行客の苦しみを—・へ」〈海道記〉
いこう【厳う】
[副]《形容詞「いか(厳)し」の連用形「いかく」のウ音便から》はなはだしく。ひどく。非常に。「ああ、—酒臭い」〈浄・冥途の飛脚〉
い‐こう【一向】
[副]《「いっこう(一向)」の促音の無表記》ひたすら。「その代はりに、—に仕うまつるべくなむ」〈源・玉鬘〉