い‐しん【威信】
威厳と信望。「国家の—にかかわる」「—が失墜する」
い‐しん【異心】
裏切りをたくらむ心。ふたごころ。反逆心。「—をいだく」「—を挟む」
い‐しん【移審】
上訴により、事件の係属関係が上級の裁判所へ移ること。
い‐しん【維新】
《「詩経」大雅の文王から。「維(こ)れ新(あらた)なり」の意》 1 すべてが改まって新しくなること。特に、政治や社会の革新。 2 明治維新のこと。御一新。「—後は両刀を矢立に替えて」〈二葉亭・浮雲〉
い‐しん【遺臣】
1 先代または前朝に仕えていた旧臣。 2 滅亡した国・藩などの家来。「赤穂の—」
いしん‐ざい【威信財】
王など権力者の権威や権力を示す財物。とくに、古代における銅鏡や宝剣・王冠などで、神権と王権の不可分性を象徴した。文化人類学の用語。
いしんしりょう‐へんさんかい【維新史料編纂会】
明治44年(1911)、文部省内に設けられた明治維新関係史料の編纂機関。「大日本維新史料」稿本約四千冊を編纂。昭和24年(1949)、東京大学史料編纂所に吸収。
いしん‐じょ【石ん丈/石ん千代】
石のように堅いこと。また、その人。頑固者。律義者。「ててご様は隠れもない—なり」〈浄・寿の門松〉
いしんぜんやのぶんがく【維新前夜の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和42年(1967)刊。本居宣長、渡辺崋山、山片蟠桃といった江戸時代の思想家や、戯作(げさく)・和歌・漂流記など幅広いジャンルの作品を取り上げ、明治維新前夜の日本文学を...
いしん‐でんしん【以心伝心】
1 仏語。仏法の奥義を、言葉や文字を借りず師の心から弟子の心に伝えること。主に禅宗で用いる。→不立文字(ふりゅうもんじ) 2 無言のうちに心が通じ合うこと。「—の間柄」 [補説]「意心伝心」と書...