いし‐がっせん【石合戦】
二手に分かれ、石を投げ合って戦うこと。祭礼・年中行事や子供の遊びとして行われた。石打ち。→印地(いんじ)
石(いし)が流(なが)れて木(こ)の葉(は)が沈(しず)む
《「新語」弁惑から》物事が道理と逆になることのたとえ。
いし‐がに【石蟹】
ワタリガニ科のカニ。干潟や岩礁にすむ。甲幅6センチくらい。暗緑色の甲の前側縁に突起が6個ある。最後の歩脚は平たい。東京湾以南に産し、食用になる。
いし‐がま【石窯】
石を積み上げてつくった堅炭(かたずみ)製造用のかま。
いし‐がま【石鎌】
鎌の形をした弥生時代の磨製石器。木の柄をつけ、収穫・草刈りに用いたらしい。
いし‐がみ【石神】
奇石・霊石などを神体または神の依代(よりしろ)として祭った民間信仰の神。しゃくじん。しゃくじ。 [補説]狂言の曲名別項。→石神
いしがみ【石神】
狂言。妻に離縁されそうになった男が、仲人の入れ知恵で石神に化けて妻にくじを引かせ、いったん別れることをあきらめさせるが、結局は見破られる。
いし‐がめ【石亀/水亀】
ヌマガメ科イシガメ属のカメの総称。池やゆるい流れにすむ。日本特産種のニホンイシガメは本州・四国・九州に分布。子は銭亀(ぜにがめ)とよばれる。ミナミイシガメは腹甲に黒斑があり、南アジア・八重山諸島...
石亀(いしがめ)の地団駄(じだんだ)
《「雁(がん)が飛べば石亀も地団駄」の略》身の程を考えないで、他をまねようと力んでも限界があることのたとえ。石亀も地団駄。
石亀(いしがめ)も地団駄(じだんだ)
⇒石亀の地団駄