いた‐ま【板間】
1 床を板敷きにしてある部屋。板の間。 2 板葺(いたぶ)きの屋根の板と板とのすきま。「山の端に入るまで月をながめ見むねやの—もしるしありやと」〈源・手習〉
いた‐まえ【板前】
1 調理場のまな板を置く所。板場。 2 日本料理の料理人。また、料理人の頭(かしら)。板場。いた。 3 日本料理の手並み。調理の方法。
いた‐まさ【板柾】
木目(もくめ)のまっすぐに通った板。柾目の板。
いたまし・い【痛ましい/傷ましい】
[形][文]いたま・し[シク]《動詞「いた(痛)む」の形容詞化》 1 目をそむけたくなるほど悲惨である。痛々しい。「—・い交通事故」「—・い姿」 2 迷惑である。「声をかしくて拍子とり、—・しう...
いたましきうで【傷ましき腕】
洋画家・彫刻家の岡本太郎による油絵作品。パリ留学中の昭和11年(1936)に制作。ブルトンに評価され、昭和13年(1938)には国際シュルレアリスム展に出品。昭和16年(1941)の二科展に出品...
いたま・す【痛ます/傷ます】
[動サ五(四)]心に悲しみや苦しみを感じさせる。苦しませる。「心を—・す事件」
いた‐まり【板毬】
綿を芯(しん)にして表面は糸をきつく巻いた手毬。板の上など堅い所でつく。「よくかがったねえ、これは—かえ」〈滑・浮世風呂・三〉