いっ‐きょう【一強】
ある分野で、一つのものだけが強いこと。また、そのもの。「与党—」「—多弱」
一驚(いっきょう)を喫(きっ)・する
びっくりさせられる。「屈強の青年(わかもの)を見て、—・したのである」〈蘆花・思出の記〉
いっ‐きょく【一曲】
1 音楽のまとまった作品一つ。または、音楽や舞踊のひとくぎり。 2 雅楽の舞曲。雑楽。寺の行事などの行列の道行きに、左右各一人の舞人が、特殊な鼓(つづみ)を打ち鳴らしながら舞う。
いっ‐きょく【一局】
1 一つの碁盤、将棋盤。一面。 2 囲碁や将棋のひと勝負。1回の対局。 3 放送局・郵便局などの一つの局。
いっきょく‐しゅぎ【一極主義】
1か所にすべての力を集中し、他を支配しようとする考え方。「東京—で地方が衰退する」
いっきょ‐して【一挙して】
[連語]「一挙3」に同じ。「余勇を鼓して—太宰府を陥れた」〈露伴・平将門〉
いっきょしゅ‐いっとうそく【一挙手一投足】
《韓愈「応科目時与人書」から。一度手を挙げ、一度足を踏み出す意》 1 こまかな一つ一つの動作や行動。「—に気を配る」 2 ちょっとした努力。わずかな骨折り。「—の労を費やす」
いっきょ‐りょうとく【一挙両得】
《「晋書」束晳(そくせき)伝から》一つの事を行って、同時に二つの利益を得ること。一石二鳥(いっせきにちょう)。一挙両全。「—をねらう」
いっき‐よみ【一気読み】
[名](スル)長編やシリーズなど、分量のある本を短期間にまとめて読むこと。「まんが全巻を—する」